ゴイシツバメシジミ
国の天然記念物 1973年に熊本県で発見。その後奈良県、宮崎県でも発見されたが絶滅。現在は熊本県の2箇所で細々と命脈を保っている。食餌は着生植物のシシンラン。そのシシンランは国指定記念物の希少種で高い樹上に着生している。そこで生活しているゴイシツバメはとても小さいチョウなので食草と一緒に撮影することは超難関。マクロで撮るには吸水で降りてくるのを気長に待つしかない。
2013 7/9~10 仲間4人で発見された山に出かけた。ポイントは2箇所、どちらも監視員さんに見守られている。2日とも梅雨明けまもなくのカンカン照りで素晴らしい成果だった。
7/9 吸水に降りて来た
上と同一個体 少し前翅が曲がっていた 長い時間ポンピングしていた
撮影中 (miiさん撮影)
7/10
大樹上のポイントに日が差すと飛び回る
しばらくすると近くの枯れ枝先で交尾が始まった
交尾飛行で頭上の高い木に移って来た 2時間近く交尾していた
その後延べ4匹が降りてきた
手を差し出すと乗って来た こんなに小さいチョウです (べにしじみこむさん撮影)
by zephyrus45 | 2013-07-13 14:09 | ゴイシツバメシジミ